兄弟子の無念は、自分が晴らす。西前頭11枚目の尊富士(25=伊勢ケ浜)が、快勝で優勝争いの有力候補をアピールした。 前頭琴勝峰の突っ張りにも動じず、立ち合いから前に出続けると、右四つに組み止めて寄り立てた。弓なりになってこらえていた相手…
|
元大関貴景勝の湊川親方が16日、会場で連日行われている「親方トークショー」に初参加し、自身の断髪式を10月に行うと明かした。 昨年9月の秋場所で引退後は断髪式の開催時期について一切、話していなかったが、この日は「10月。来月か再来月には…
|
「昭和の大横綱」の血がついに覚醒か。 大横綱大鵬の孫、西前頭3枚目の王鵬(24=大嶽)が、大関大の里も撃破して初日から5連勝を飾った。 王鵬ののど輪にもかまわず、大の里が右上手を取って前に出る。しかし土俵際、うまく回り込んだ王鵬が形勢を…
|
3大関がそろって敗れた。琴桜は、正代に寄り倒されて1勝4敗。綱とりは絶望的な状況で、粂川審判長(元小結琴稲妻)は「迷いがある。何もできてない。今の相撲内容ではもう勝ち越しどうこう(できるかどうか)の話になる」。 豊昇龍は、過去3勝4敗と…
|
西前頭5枚目の千代翔馬が、過去2勝7敗と苦手だった高安を寄り切って5連勝とした。 「ずっと負けていて。立ち合いを止めるためにもろ手で立った。あとは流れだった」。これで昨年九州場所からの連勝は「12」となった。持病の腰痛が和らいでおり「痛…
|
綱とりの大関豊昇龍にも土がつき、三役以上の勝ちっぱなしはいなくなった。 まだ勝ち星がなかった熱海富士との一番。豊昇龍は右四つから下手投げを打ちながら攻めるが、差し手を強引に抱え込まれ、最後は小手投げに屈した。 大関琴桜はまさかの4連敗。…
|
初日から4連敗だった西前頭3枚目の熱海富士(22=伊勢ケ浜)が、綱とりの大関豊昇龍から初日を出した。 低い立ち合いで右を差した大関をがっちり受け止めた。下手投げ連発の攻めに耐え、強引に前へ出ながら最後は小手投げを決めた。 「4連敗してた…
|
大関経験者の東前頭4枚目・正代(33=時津風)が、綱とりの大関琴桜を圧倒した。 過去の対戦は4勝10敗だった。右四つに組むと、先に左上手を取った正代が休まず前に出て寄り倒した。 「思い切り当たって先手を取れたらと思った。自分の形で力が出…
|
綱とりの大関豊昇龍(25=立浪)の連勝が止まり、初黒星を喫した。 4日目まで勝ち星なしとはいえ、過去3勝4敗と合口はよくない熱海富士との一番。右四つに組み、豊昇龍は下手投げを打ちながら攻め込む。しかし、体格で勝る熱海富士が強引に差し手を…
|
元WBC世界バンタム級王者の山中慎介氏(42)と元WBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志氏(45)が初場所5日目を観戦した。東の花道そばの最前列、勝負審判の二子山親方(47=元大関雅山)のすぐ後ろに砂かぶり席で、NHKの放送では取組…
NHK 誤報謝罪
|
東前頭10枚目の玉鷲(40=片男波)が、西前頭10枚目の明成(29)を引き落としで下し、無傷の5連勝を決めた。 立ち合いから力強い突き押しを見せた姿に、ABEMAで解説を務めた西岩親方(元関脇若の里、48)は「40歳とは思えないですね年…
|
元大関貴景勝の湊川親方(28)がNHK中継の解説がSNS内で話題を呼んだ。 昨年秋場所限りで引退。解説は昨年九州から2場所目となる。休場した横綱照ノ富士(33=伊勢ケ浜)には「必ず強い精神力で戻ってきてくれる」とエールを送れば、4日目を…
|
昨年9月の大相撲秋場所限りで現役引退した湊川親方(元大関貴景勝)が16日、東京・両国国技館でトークイベントに臨み、10月に引退相撲を開催すると明らかにした。引退から2場所目を迎え「先場所は分からないことばかりだったが、少しずつ慣れてきた…
|
元大関貴景勝の湊川親方(28)がNHK中継の解説の中で、4日目を終えて3敗となった綱とりの大関琴桜(27=佐渡ケ嶽)にエールを送った。 「気持ちの持ち方が難しい。自分を信じて頑張って欲しい」。自身も3度の綱とりを経験している。厳しさ、苦…
|
元大関貴景勝の湊川親方(28)が5日目から休場となった横綱照ノ富士(33=伊勢ケ浜)にエールを送った。NHK中継の中で「体が本調子でなく、精神的にもきつかったと思います。また素晴らしい成績を残してくれると期待しています」などと話した。 …
|
十両の大相撲中継でお茶の間がざわついた!? 十両の取組、最初の琴栄峰から安青錦まで西方力士が9連勝した。中継したNHKも注目し、電光掲示板を何度も映し出した。十両の解説を務めた千賀ノ浦親方(元幕内里山)も「珍しいですね。自分だったら(西…
|
横綱照ノ富士(33=伊勢ケ浜)が、初場所5日目の16日、休場した。前日4日目は翔猿に送り出されて2敗目。2勝2敗と五分の星になっていた。 照ノ富士の休場は、3場所連続で24度目となった。21年名古屋場所後、横綱に昇進したが、在位21場所…
|
大相撲の横綱照ノ富士(33=伊勢ケ浜)が、初場所5日目の16日、休場した。前日4日目は翔猿に送り出されて2敗目。2勝2敗と五分の星になっていた。 照ノ富士は、21年名古屋場所後に横綱に昇進した。 横綱昇進後の成績は以下の通り。 ◇21年…
|
今場所から西序二段70枚目の醍醐桜(16=高田川)が、きれいに頭をそり上げて臨んでいる。 日本相撲協会の公式ホームページでは昨年春場所の初土俵当時、まだ髪がふさふさだった写真を掲載。だが円形脱毛症により、徐々に髪が抜け、昨年11月の九州…
|
西前頭5枚目の千代翔馬(33=九重)が、東前頭7枚目の遠藤(34)を突き出しで破り、無傷の4連勝とした。 立ち合いで相手のもろ手に押される場面はあったが、「下がりながら、うまく肘を手繰ることが出来た。体がかってに動いている感じ」と一気に…
|
西前頭14枚目の金峰山(27=木瀬)が4連勝とした。玉正鳳を力強く突き出し、「前に出ることができた。体が動いている」。3度目でようやく成立した立ち合いで、鋭い突っ張りから流れを引き寄せた。 長く首痛に悩まされてきたが、「いまは治療が合っ…
|
小結阿炎(30=錣山)が大の里キラーぶりを発揮した。立ち合いで突進してきた相手を両手で受け止め、さっと左に開いて引き落とした。「自分のタイミングと自分の距離で相撲が取れた」。大関大の里からの勝利は3場所連続となった。 この日は仕切りのさ…
|
大関豊昇龍(25=立浪)が無傷の4連勝。土俵際まで追い詰めながらも、隆の勝を突き落とした。「しっかり集中できていた。良かったと思う。何より勝てて良かった」と満足そうだった。押し込まれて後退したが、余裕を持って対応。「相手を見ながら、だね…
|
西前頭3枚目の王鵬(24=大嶽)が逆転の引き落としで4連勝とした。大栄翔の激しい突っ張りを受けて後退したが、相手の腕を手繰って勝利を呼び込んだ。「どうせ負けるならなんとかしないと、と思った。土俵を割るまでは勝ち筋があると思っている」。最…
|
大関琴桜(26=佐渡ケ嶽)は、綱とりがさらに遠のいた。合口の悪い霧島に敗れて3連敗。右四つがっぷりに組み合ったが攻められず、一方的に寄り切られた。取組後は「切り替えていくだけ」と言葉少なだった。 横綱昇進はますます厳しくなったが、それで…
|