
西前頭4枚目玉鷲(片男波)40歳8カ月の最年長2桁白星を決めた。 今場所10日目まで単独トップだった一山本に勝って10勝4敗。押し相撲同士だが、最後は寄り切った。それまでの記録は旭天鵬の40歳2カ月で6カ月更新した。三賞も有力候補。受賞…

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新入幕の東前頭14枚目草野(24=伊勢ケ浜)が、優勝制度が確立した1909年(明42)以降、史上3人目の新入幕優勝の可能性を残して千秋楽に臨む。2敗でトップに並んでいた東前頭筆頭の安青錦(21=安治川)を寄り切り。7連勝中だったウクライ…

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大関琴桜(27=佐渡ケ嶽)が東前頭5枚目平戸海(25=境川)をすくい投げで破り、勝ち越しを決めた。 3日目までに2敗、8日目から3連敗を喫するなど元気がなかったが、何とか勝ち越し。「集中して取れたと思います。体が良く動いてくれた」とうな…

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名古屋場所は14日目を終え、優勝は3人にしぼられた。 ▽12勝2敗=琴勝峰 ▽11勝3敗=安青錦、草野 千秋楽の取組は安青錦−琴勝峰が先にあり、次に草野−高安が組まれている。 単独トップの琴勝峰は本割で勝てば、初優勝が決定。琴勝峰が負け…

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西前頭8枚目一山本(31=放駒)が西前頭4枚目玉鷲(40=片男波)との4敗対決に敗れ、4連敗を喫した。 序盤の5連勝を含む、10日目まで1敗で場所を盛り上げたが、悔しい連敗。支度部屋に戻るなり「怒濤(どとう)の4連敗、どうですか、みなさ…

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西十両11枚目の三田(23=二子山)が西十両9枚目の大青山(25=荒汐)との10勝対決を制し、十両優勝へ王手をかけた。 はたき込みで3敗で並んでいたライバルを倒し「落ち着いて対応できた」と振り返った。 新十両だった夏場所で、左手を骨折。…

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幕下東2枚目の石崎(24=高砂)が十両の宮乃風(26=中村)を押し出しで破り、6勝目を挙げて来場所の十両昇進を濃厚にした。 日体大の先輩との一番。土俵際で体を投げ出す際どい勝負となったが、手をつかずに頭から落ちる執念を見せた。 物言いが…

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2敗の東前頭15枚目の琴勝峰(25=佐渡ケ嶽)が元大関の関脇霧島(29=音羽山)を破り単独トップに立った。初優勝に王手をかけた。3敗の東前頭筆頭の安青錦(21=安治川)との千秋楽に勝てば初優勝が決まる。 立ち合いからもろざしを狙った相手…

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東前頭15枚目の琴勝峰(25=佐渡ケ嶽)が2敗を守って単独トップとなった。同じく2敗だった東前頭筆頭の安青錦(21=安治川)は、3敗の東前頭14枚目草野(24=伊勢ケ浜)に敗れて3敗目。3敗だった東前頭10枚目の熱海富士(22=伊勢ケ浜…

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東前頭10枚目の熱海富士(22=伊勢ケ浜)が、小結高安(35=田子ノ浦)に敗れた。4敗目を喫し、優勝争いから脱落した。 激しい差し手争いから、一時は土俵際まで追い詰めたが勝ちきれない。得意の右を差したがまわしをつかめず、下手投げに屈した…

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東前頭筆頭の安青錦(21=安治川)が、優勝争いから1歩後退した。同14枚目の草野(24=伊勢ケ浜)に寄り切られて3敗目を喫した。 「我慢して中に入ったけど、相手の方が先に動いていた。入ってからはあまり良くなかった」と、受け身になったこと…

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2敗の東前頭琴勝峰(25=佐渡ケ嶽)が元大関の関脇霧島(29=音羽山)を破り単独トップ。初優勝に王手をかけた。千秋楽に勝てば初優勝が決まる。 立ち合いからもろざしを狙った霧島に対し、琴勝峰も差せなかったが、タイミングよくいなすと霧島は向…

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東前頭15枚目の琴勝峰(25=佐渡ケ嶽)が2敗を守って単独トップとなった。 同じく2敗だった東前頭筆頭の安青錦(21=安治川)は、3敗の東前頭14枚目草野(24=伊勢ケ浜)に敗れて3敗目。3敗だった東前頭10枚目の熱海富士(22=伊勢ケ…

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3敗の東前頭10枚目熱海富士(22=伊勢ケ浜)が、小結高安(35=田子ノ浦)に敗れて4敗。優勝争いから脱落した。 右四つの熱海富士と左四つの高安。けんか四つの両者は激しい差し手争いから熱海富士が押して攻め、高安を土俵際まで追い詰めたが、…

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2敗の東前頭筆頭安青錦(21=安治川)と3敗の東前頭14枚目草野(24=伊勢ケ浜)の一番は、新入幕の草野が勝って3敗で並び優勝争いにとどまった。 立ち合いから激しい突きで安青錦を起こすと左上手を先にとり、間髪入れず上手投げで安青錦の体勢…

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今場所を盛り上げた西前頭4枚目玉鷲(40=片男波)と西前頭8枚目一山本(31=放駒)の4敗同士の対戦は玉鷲が勝って2ケタの10勝目を挙げた。 押し相撲同士の対戦は両者が突き押しを繰り出す激しい攻防となったが、一山本が組みにいったところで…

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大関経験者で西幕下筆頭の朝乃山(31=高砂)が、今場所最後の取組を3連勝で締め、来場所の十両返り咲きを確実とした。西十両13枚目で、取組前にすでに負け越していた大奄美との“入れ替え戦”を、苦しみながらも制した。立ち合いでスパッと右を差し…

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立行司が差し違えた時の「進退伺(しんたいうかがい)」とは、どういう手続きなのか。関係者の話をもとに昔と今の実情を紹介する。 立行司の責任は重い。最高位の木村庄之助は、結びの一番のみを合わせる。式守伊之助は2番だけ。2人の立行司だけは、懐…

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東前頭9枚目の宇良(33=木瀬)が、14日目から休場した。「右大腿(だいたい)内転筋挫傷で9月1日までは安静加療が必要」との診断書を提出した。 宇良は13日目までに8勝5敗。13日目の若隆景戦で押し倒された際、土俵下で脚を気にしていた。…

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日本相撲協会は、13日目から休場した東前頭6枚目尊富士(26=伊勢ケ浜)の診断書を発表した。 13日目の25日に名古屋市西区の病院で検査を受け「右上腕二頭筋腱(けん)断裂。疼痛、右肘屈曲筋力低下のため、2カ月間の安静加療が必要と考える」…

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相撲界きってのプロレス好きの西前頭筆頭の若元春(31=荒汐)が、ホーガンさんの死を悼んだ。 伯桜鵬を破った取組後、一通り取り口を振り返った後に「相撲とは関係ない話ですが」と、報道陣に切り出されると「ホーガンですか?」と、自ら水を向けた。…

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新横綱の大の里(25=二所ノ関)の新入幕&3場所連続の優勝が、事実、消滅した。 琴勝峰に右を差す得意の形になりながら、土俵下で裏返される上手投げで4敗目。取組後は目を閉じて「あと2日間、集中して頑張ります」と、呪文のように繰り返した。こ…

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大混戦の優勝争いが最終盤を迎える。 11日目は2敗から3敗までに10人、12日目は5人、そして13日目を終えて4人に絞られた。2敗は東前頭筆頭の安青錦(21=安治川)と東前頭15枚目の琴勝峰(25=佐渡ケ嶽)、3敗は東前頭10枚目の熱海…

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将来の大関、横綱と期待され続けてきた男が、ついに潜在能力を開花させた。東前頭15枚目の琴勝峰(25=佐渡ケ嶽)が、新横綱大の里を破って初金星を挙げた。真っ向勝負から上手投げ。最後は土俵下で天を仰がせた。前頭安青錦と並ぶ2敗で、優勝争いの…

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前頭16枚目の熱海富士(22=伊勢ケ浜)が取組前まで1勝7敗と、極端に合口の悪かった大関琴桜を破り、優勝争いに踏みとどまった。 右を差して寄り立て、上手も引いて止まらずに寄り切り。「勝てたことは、すごくうれしい。やる(と決めた)ことを出…

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