
王鵬(25=大嶽)が新三役で新関脇の場所で初勝利も「特に思うことはない」と淡々とした口ぶりだった。中に入ろうとする翔猿を起こしにかかると、左のど輪一発で豪快に押し出し「慌てずに取れた」。序盤から好調だった初場所では12勝3敗で優勝決定と…

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東前頭15枚目安青錦が佐田の海を下手投げで新入幕の初白星をつかんだ。「連敗していたんで思い切りやっていこうと思った」と言い「ホッとした気持ちはあります」と本音を漏らした。相撲巧者で番付を駆け上がってきたが、136キロの軽量で幕内の当たり…

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震災発生から14年、福島出身の大波3兄弟が土俵に上がった。まずは長男、西幕下24枚目の若隆元がはたき込みで逆転勝ち。 「もう14年とは思わない。土俵上で頑張るしかない」と熱く語った。続いて登場した東前頭筆頭の三男若隆景は突き倒され「一番…

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大関大の里(24=二所ノ関)が力強い内容で初日から3連勝を飾った。東前頭2枚目豪ノ山を寄り切り。先輩大関だった豊昇龍が横綱に昇進した中で「ネクスト横綱」候補が序盤から躍動。初土俵から9場所でのスピード出世で大関に昇進した逸材が、在位3場…

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大相撲の宮城野親方(元横綱白鵬)が、春場所3日目の11日に40歳の誕生日を迎え「もう40になっちゃったよ」と照れ笑いを浮かべた。この日はエディオンアリーナ大阪で報道陣からケーキを贈られ、祝福を受けた。 10日に母親と電話で話したそうで「…

白鵬

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宮城県栗原市出身の東前頭18枚目・時疾風(28=時津風)が東日本大震災から14年のこの日、地元に白星を届けた。 玉正鳳を押し出し、2勝1敗と白星を先行させた。「いつも気合を入れているが今日は特にでした」。地震に襲われた3・11は春場所中…

地震

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新横綱豊昇龍(25=立浪)が2連勝で白星を先行させた。 過去11勝2敗と合口のいい若元春との対戦。前日2日目はその弟、若隆景を寄り切り、横綱初勝利を飾った。取組後の支度部屋では「やっぱりちょっとホッとしてます」と本音をもらした。初日は小…

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関西を拠点に活躍するタレントのタージン(62)が観戦した。 タージンは関西で知らない人はいないと言われる有名人。ロケでは編集いらずと言われるほどのリポートテクニックで「ロケの神様」の異名を持つ。NHKの中継で、真剣な表情で取り組みを見守…

NHK 誤報謝罪

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福島出身で大波3兄弟の長男、西幕下24枚目の若隆元(33=荒汐)が、忘れられない日に今場所初白星を挙げた。攻め込まれながらも土俵際で踏ん張り、西23枚目の藤闘志(藤島)をはたき込んだ。 東日本大震災発生からこの日で14年。取組前に「福島…

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高校卒初の幕下付け出しデビューの福崎(18=藤島)が、圧倒的な強さで2連勝を飾った。 西三段目3枚目の須崎(20=大嶽)と対戦。立ち合いから桁違いの破壊力で圧力をかけ、止まることなく押し出した。「自分の相撲をとることだけに集中しました」…

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東大出身で東三段目27枚目の須山(27=木瀬)が二番相撲で今場所初白星を挙げた。西25枚目の高馬山(尾上)を肩すかしで退けた。前に出る内容ではなかっただけに「流れであのようになった」と反省。それでも今場所1勝目を挙げたことについては「と…

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前相撲が行われ、柔道全米オープン優勝の今田(24=音羽山)が白星デビューを飾った。山内(田子ノ浦)を突き倒した。 元幕内・安芸乃州の長男。本格的な相撲経験はなく、昨秋に柔道から転向したばかり。東京都出身で、安田学園高卒業後に渡米。ネバダ…

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返り入幕で東前頭16枚目の朝紅龍(26=高砂)が初日から白星を2つ並べた。この日は新入幕の安青錦に勝利。いなしとはたきで相手の体勢を崩し、最後は送り出した。「体がよく動いている」とうなずいた。2連勝と好スタートを切ったが、「連勝したとし…

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小結阿炎(30=錣山)が2連勝とした。新横綱豊昇龍を破った前日に続き、この日は東前頭3枚目のくせ者翔猿に勝利。突いて主導権を握り、最後はタイミング良く突き落とした。「相手の動きをしっかり見て、反応できた」とうなずいた。 勝負を決める直前…

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豊昇龍(25=立浪)が「横綱相撲」で初日を出した。過去5勝6敗だった相撲巧者、東前頭筆頭の若隆景と対戦。初日は小結阿炎になすすべなく突き出されたたが、力強い立ち合いからもろ差し。一気の出足で寄り切った。痛めている右肘を「蜂窩(ほうか)織…

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大関大の里が横綱、大関陣で唯一の連勝発進を飾った。 難敵の小結霧島に、立ち合いから右を差せない展開。差そうと伸ばした右を手繰られたが、慌てず圧力をかけ続け、左からのハズ押しで相手を土俵下まで押し出した。「落ち着いて対応できた。立ち合いを…

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かど番で黒星発進の大関琴桜(27=佐渡ケ嶽)が連敗を阻止した。豪ノ山の出足を食い止めて左四つに組み、危なげなく寄り切った。「落ち着いて取れた。攻めながらしっかりと形になった」とうなずいた。初日に良いところなく敗れ、先場所から5連敗中だっ…

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東前頭10枚目錦木(34=伊勢ノ海)は、同じ年の西前頭9枚目遠藤(34=追手風)に上手出し投げで敗れた。 「キレイに投げられた。同じ年なんで負けられない気持ちはあるんですけどね」 小結で迎えた昨年の春場所は、結びの一番で元横綱照ノ富士を…

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元幕内の人気力士で、幕下に復帰した西30枚目の炎鵬(30=伊勢ケ浜)が白星発進を切った。2日目の一番相撲で、東幕下30枚目の欧山田(25=鳴戸)を押し出した。前に出る意識で終始攻め抜き、「相手は何をしてくるか分からない。しっかり見て行け…

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新十両の大辻(21=高田川)が、関取初白星を挙げた。西幕下筆頭の石崎を突き落として1勝1敗。相手にいなされ、前のめりになりながらも残すと、突っ込んできた相手をかわして土俵にはわせた。今場所初白星に「ホッとした」と率直な感想を述べたが、直…

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豊昇龍(25=立浪)が横綱初白星を挙げた。64年春場所の栃ノ海以来、61年ぶりの新横綱の初日からの連敗は免れた。 初日は「まあ、ちょっと失敗した」という立ち合いから、小結の阿炎の突き放しに何もできず、2秒で突き出された。「ま、しょうがな…

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新十両の若ノ勝(21=常盤山)が関取として初白星を挙げた。木竜皇に突っ張って主導権を握ると、いなして相手の体勢を崩し、難なく送り出し、「いい内容だったと思う。自分の相撲を取れた」と納得顔を浮かべた。 十両デビューだった前日は「集中力を欠…

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新弟子による前相撲が始まり、第31代横綱常ノ花のやしゃごで15歳の山野辺(出羽海部屋)が白星デビューした。「これからがスタート。ひいひいおじいちゃんの地位まで上りたい」と高い目標を掲げた。 4歳で相撲を始めた。アマチュア経験も豊富だが、…

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東前頭13枚目、錦富士(28=伊勢ケ浜)が日本相撲協会に「頸椎(けいつい)症性神経根症で約1カ月間の安静加療を要する見込み」との診断書を提出して休場した。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)によると、初日に阿武剋につり出された一番で悪化さ…

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幕下最下位格付け出しの五島(21=藤島)が白星デビューを果たした。東三段目筆頭の千代大牙を力強く押し出し、「自分の思い通りの相撲が取れて一安心。ほっとした」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。 拓大出身で全日本選手権3位の実績を持つが、「…

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