
2場所連続優勝中の大の里(25=二所ノ関)が取り直しの末、辛うじて3敗を守り、優勝の可能性を残した。西前頭8枚目の一山本(31=放駒)と対戦。立ち合いであたった後、まともに引いてしまい、行司軍配は一山本。物言いがつき、長い協議の末に同体…

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元大関魁皇の浅香山親方が24日、53歳の誕生日を迎えた。夜には力士たちからの贈り物があるかもしれないが「一番うれしいのは、力士が活躍すること。それ以外はいらない。毎年、何もしなくていいと言っているんだけどね」と弟子の白星を願った。 20…

魁皇

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草野(24=伊勢ヶ浜)が御嶽海との2敗対決を制し、新入幕でトップに並んだ。 立ち合いから左右どちらも差せず、相手の圧力に後退。それでも「とっさに出た」という、左で相手の頭を押さえつけながら、左からの上手投げで9勝目を挙げた。この日は幕内…

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前日10日目に40歳8カ月で最年長金星を挙げた、西前頭4枚目の玉鷲(片男波)は、足を滑らせる格好で大関琴桜に敗れた。2日連続の殊勲の星とはならなかったが、取組後は「立ち合いは、めちゃくちゃ良かった。負けたけど、立ち合いは完璧。悪い相撲じ…

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名古屋場所12日目の取組が決まった。審判部は、通常より遅く取組編成を開始。番付にこだわらず、割を崩して好成績の力士同士の対戦を多く組んだ。 11日目を終え、2敗は安青錦、一山本、草野、琴勝峰で全員が平幕。3敗には横綱大の里ら6人。2敗と…

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新横綱大の里(25=二所ノ関)が、執念の白星で優勝争いに踏みとどまった。関脇霧島に、もろ差しを許して寄り立てられる、絶体絶命の展開から大逆転。23年夏場所の初土俵以来、通算190番目で初の決まり手、上手ひねりで勝った。前日10日目は前頭…

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琴勝峰(25=佐渡ヶ嶽)が隆の勝を圧倒して寄り切り。立ち合いからもろ差しに入り、巻き替えにもかまわず一気に前に出た。「立ち合いでいい動きができたので、うれしかった」と納得する内容だった。あと1勝で、2023年初場所以来となる2桁勝利に届…

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東前頭8枚目の佐田の海(38=境川)が9敗目を喫した。 西前頭12枚目の朝紅龍(26=高砂)と対戦。相手が立ち合いで変化し、佐田の海は土俵際で踏みとどまったものの体勢を立て直しきれず送り出された。 10日目に負け越しが決まったが、そこか…

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優勝の重みを熟知する小結高安(35=田子ノ浦)が壁になった。 取組前まで1敗だった前頭一山本を、単独トップから引きずり降ろした。立ち合いから、あえて相手得意の突っ張りの応酬。優勝の重みを知らしめるように、重みのある突っ張りを的確に当てて…

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新横綱大の里(25=二所ノ関)が、執念の白星で優勝争いに踏みとどまった。関脇霧島に、もろ差しを許して寄り立てられる、絶体絶命の展開から大逆転。23年夏場所の初土俵以来、通算190番目で初の決まり手、上手ひねりで勝った。前日10日目は前頭…

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東前頭筆頭の安青錦(21=安治川)が、西前頭2枚目の阿炎(31=錣山)に勝った。前傾を崩さず、自らはたく場面もあったが、相手のはたきに落ちることなく寄り切った。 相手のはたきは「気にはしていないが、頭には入れていた。気にすると、自分のい…

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西前頭8枚目の一山本(31=放駒)が、小結高安(35=田子ノ浦)に下手投げで敗れた。10日目を終えて1敗で単独首位だったが、2敗目を喫した。 一山本は「自分の取りたい相撲を取って、最後は力がなくて負けただけ。いい相撲だったと自分で思うん…

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日本相撲協会の審判部が、名古屋場所12日目から異例の取組編成を行う。審判部の粂川副部長(元小結琴稲妻)が11日目の打ち出し後「明日(12日目)からは、(すべての取組が)終わってから(翌日の取組を決める)と、部長からあった。よりよい取組を…

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1敗の一山本(31=放駒)が小結高安(35=田子ノ浦)に敗れ2敗目。優勝争いは2敗で安青錦、一山本、草野、琴勝峰の平幕4人が並び、3敗で横綱大の里ら6人が追う。 一山本と高安の一番は立ち合いから終始激しい突き押しの攻防。攻勢になった一山…

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前日に昭和以降最年長となる40歳8カ月での金星を挙げた西前頭4枚目玉鷲(片男波)の大関撃破はならなかった。琴桜(27=佐渡ケ嶽)との一番は立ち合い押して前に出ようとしたところ、左足が滑ってしまい、あっけなく土俵で転んでしまった。決まり手…

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3敗の横綱大の里(25=二所ノ関)と2敗の関脇霧島(29=音羽山)の一番は、終始攻勢に出た霧島に対し防戦一方となった大の里が逆転の上手ひねりで勝利。両者ともに3敗となった。 過去の対戦成績は大の里の6戦全勝と横綱が圧倒していたが、この日…

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東前頭筆頭の安青錦(21=安治川)が初顔合わせの西前頭2枚目の阿炎(31=錣山)を破って9勝2敗とした。 立ち合いから互いに低い態勢で突き押しの攻防。安青錦が前に出るところを阿炎が2度にわたって引き技を見せたが、いずれも残して引きに乗じ…

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東前頭15枚目の琴勝峰(25=佐渡ケ嶽)が東前頭11枚目の隆の勝(30=常盤山)を破って2敗を守った。 立ち合いから右を差すと電車道でそのまま一気に寄り切り。NHKの解説を務めた琴風浩一さん(68)は取組前から「弟の琴栄峰が今場所新入幕…

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2敗同士となった東前頭14枚目草野(24=伊勢ケ浜)と西前頭16枚目御嶽海(32=出羽海)の対戦は新入幕の草野が元大関の御嶽海を下して2敗を守った。 立ち合いは御嶽海がうまくおっつけて草野に中に入らせない。右を差した御嶽海が優勢かと思わ…

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自己最高位、東幕下3枚目の朝白龍(26=高砂)が、三段目だった23年名古屋場所以来、2年ぶりに無傷の6連勝を飾った。西幕下27枚目の行徳との全勝対決を寄り倒し。立ち合いで当たると、左に回り込んで上手を取り、右を巻き替えて両まわしを引いた…

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東幕下筆頭の旭海雄(25=大島)が、西幕下6枚目の若ノ勝(21=常盤山)を寄り倒して勝った。4勝2敗とし、来場所の新十両昇進を確実にした。 5月の夏場所は東幕下5枚目で5勝を挙げ、十両昇進が有力視されたが、幕下筆頭止まり。「上がりそうで…

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大関経験者で西幕下筆頭の朝乃山(31=高砂)が、今場所初の連勝で勝ち越しを決め、来場所の十両返り咲きに大きく前進した。東幕下9枚目の五島を破って4勝2敗とした。十両で休場中の水戸龍、生田目が、来場所は幕下転落、入れ替わりで2人は幕下から…

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東十両9枚目の錦富士(29=伊勢ケ浜)が11日目から休場した。 「頸椎ヘルニア、左大腿部蜂窩(ほうか)織炎。7日間の安静加療を要す。症状改善した場合は復帰可能と考える」との診断書を提出した。 錦富士は10日目まで8勝2敗と好調で、十両優…

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大相撲の元関脇でタレントの豊ノ島(42)が23日までにインスタグラムを更新。元レスリングの吉田沙保里さん(42)、元サッカー日本代表の田中隼磨さん(42)とともに名古屋場所で相撲観戦したことを報告した。 「さおりんは推しの霧島を応援! …

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新入幕で東前頭14枚目の草野(24=伊勢ケ浜)が勝ち越した。同9枚目宇良(33=木瀬)との初顔合わせを制し「しっかり見て、見ながらも攻められた。中に入って、逆転技を警戒しました」と振り返った。初対戦では対応が難しい業師に、勝ちきった。伊…

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