
東十両9枚目の白熊(26=二所ノ関)は、敗れて傷心の中、茨城・阿見町の部屋へ電車で帰った。全勝の好調の荒篤山に、突き倒しで敗れて2勝2敗。「完敗です」と、素直に認めつつ「今日は、これから電車で帰ります。昨日までは車でだったんですけど、今…

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大関経験者で西十両13枚目の朝乃山(31=高砂)が、左膝に大けがを負った昨年7月の名古屋場所で、初日から3連勝して以来となる、関取として連勝を果たした。初顔合わせの宮乃風を破って3勝1敗。鋭い踏み込みから、170センチ、122キロの小兵…

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元関脇妙義龍の振分親方(38=境川)が、相撲博物館で行われた親方トークイベントに出演した。 金星6個を誇る振分親方だが、「戦った力士の中で強かったなと思う力士とその理由」について聞かれ、こう答えた。「苦手だったのは正直に言うと貴景勝関。…

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横綱大の里(25=二所ノ関)が、規格外の相撲で圧勝した。3連敗を喫したこともあり、かつては苦手としていた西前頭筆頭の阿炎を寄せつけずに対戦成績で4連勝、今場所初日から3連勝とした。相手のもろ手突きの立ち合いも意に介さず前進。距離を詰め、…

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日本相撲協会は、国技館の1階フロアで「おかげさまで百周年 大相撲へメッセージ」との企画を実施している。 ファンが付箋に自由にメッセージを書き、自らボードに貼り付ける。3日目には、ボードのほぼ全体が付箋で覆われた。 ほとんどが現役力士への…

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両横綱が初日から3連勝とした。豊昇龍(26=立浪)は伯桜鵬を上手投げで退け、大の里は阿炎を豪快に押し倒した。 大関琴桜は新小結安青錦に押し出されて初黒星。安青錦は2勝目。関脇勢は大関昇進に挑む若隆景が玉鷲に押し出されて早くも2敗目を喫し…

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大関とりの関脇若隆景(30=荒汐)が、関取衆最年長40歳の東前頭筆頭玉鷲に敗れ、再び黒星が先行した。相手の右からの押しに大きく後退。俵までの距離感を誤ったかのように、反撃の体勢をつくっていた上半身とは対照的に、あっさりと左足が土俵を割っ…

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東前頭16枚目の友風(30=中村)が、同15枚目の翔猿(33=追手風)を押し出し、2勝1敗とした。 軍配を受けたが、物言いがつく際どい一番。協議の末、友風がはたきに落ちるよりも先に、押し出された翔猿の右かかとが先に出ていたため、軍配通り…

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両横綱が初日から3連勝とした。豊昇龍(26=立浪)は伯桜鵬を上手投げで退け、大の里は阿炎を豪快に押し倒した。 大関琴桜は新小結安青錦に押し出されて初黒星。安青錦は2勝目。関脇勢は大関昇進に挑む若隆景が玉鷲に押し出されて早くも2敗目を喫し…

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西前頭8枚目の金峰山(28=木瀬)が、東前頭10枚目の大栄翔(31=追手風)を上手投げで破り、今場所初白星を挙げた。「体が動いている」と振り返ったが、本場所前は体調不良に苦しんでいた。 「場所前に風邪をひいて、40度の熱が出た。調整しか…

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東前頭14枚目の佐田の海(38=境川)が、会心の相撲を見せた。同13枚目の明生(30=立浪)に鋭く立ち合い、ぶつかり稽古のような電車道で押し出した。 西の支度部屋に戻り、風呂から上がると、出番前の玉鷲が寄ってきて「強いねえ〜」と声をかけ…

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横綱大の里(25=二所ノ関)が豪快な相撲で西前頭筆頭の阿炎(31=錣山)を破って、横綱豊昇龍とともに3連勝とした。 立ち合いからもろ手突きに来る阿炎を受け止めると、反撃の押しで阿炎がのけぞった。さらに強烈な押しで、阿炎は土俵下まで吹っ飛…

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関取最年長40歳の東前頭筆頭玉鷲(片男波)が、関脇若隆景(30=荒汐)に勝ち、今場所初白星を挙げた。相手を中に入れさせずに押し出し。「今日は力で戦ったかな」。過去の対戦成績は4勝9敗だったが「そういっても始まらないので、とにかく今日は勝…

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東前頭筆頭の玉鷲(40=片男波)が大関とりの関脇若隆景(30=荒汐)を破って初白星を挙げるとともに、通算勝利数を873勝とし、並んでいた大横綱大鵬を上回る歴代単独9位となった。 立ち合いから右を差しに来た若隆景に対し、右から強烈なのど輪…

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西前頭12枚目御嶽海(32=出羽海)が大関経験者同士の東前頭11枚目正代(33=時津風)を破って今場所初初星を挙げた。場所直前の12日に55歳で急死したフィリピン出身の母マルガリータさんにささげる勝利となった。 36回目の顔合わせとなっ…

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新十両の朝白龍(26=高砂)が、不慣れな所作の連続、しかも行司から注意を受ける一幕までありながら、無傷の3連勝を飾った。34歳のベテラン剣翔との初顔合わせを、同体取り直しの末に引き落として制した。 最初の一番の際には「幕下の時のクセで」…

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大関経験者で西十両13枚目の朝乃山(31=高砂)が、連敗を喫することなく、白星を先行させた。初顔合わせの風賢央の突き、押しに立ち合いから防戦一方。相手の体が前のめりに伸びきったところで、右足だけ俵に残しながら、土俵際ではたき込んだ。物言…

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幕内経験者の人気者で、東幕下31枚目の炎鵬(30=伊勢ケ浜)が、自身初の珍しい決まり手「ずぶねり」を決め、無傷の2連勝を飾った。ずぶねりは漢字込みの表記だと「頭捻り」。東幕下32枚目の大皇翔の突きをかいくぐり、潜って懐に飛び込むと、頭を…

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NHK大相撲解説者の舞の海秀平さん(57)が、相撲博物館で行われたトークイベントに出演し、SNSでの炎上経験について話した。 参加者から「NHKの解説で気をつけていることは?」との質問が出た。舞の海さんは「話が長すぎず、短すぎず。ラジオ…

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ABEMA大相撲LIVEで、大嶽親方(64=元十両大竜)と熊ケ谷親方(42=元幕内玉飛鳥)が、ダブル解説を務めた。 大嶽親方が30日で65歳の定年を迎えるため、同日付で熊ケ谷親方が大嶽部屋を継承する。すでに1日付で熊ケ谷親方は、片男波部…

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勝てない競走馬として注目された高知競馬のハルウララから、しこ名をもじった西序ノ口12枚目の森麗(もりうらら)(38=大嶽)が今場所最初の一番で黒星。9日に死んだ“本家”を「供養の意味で勝ちたかった」と悼んだ。 デビュー以来113連敗だっ…

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大関経験者で西前頭12枚の目御嶽海(32)は、連敗で今場所初白星はお預けとなった。過去2戦2勝だった前頭時疾風に寄り切られ、3度目の顔合わせで初めて敗れた。「立ち合いは、当たることはできていると思う。しっかり白星につなげられるようにした…

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西小結の安青錦(21=安治川)が、新三役として最初の白星を挙げた。 東前頭3枚目の熱海富士(22=伊勢ケ浜)と対戦。右でひねって軍配をもらったが、押しつぶされるように崩れたこともあり、物言い。協議の末、同体で取り直しとなった。 取り直し…

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東十両6枚目の嘉陽(26=中村)が同7枚目の玉正鳳(32=片男波)を押し出し、今場所初白星を挙げた。「昨日もこの相撲を取ればよかった」と振り返るほど会心の一番だった。 一時は172キロまで絞った体重も、今は180キロ。「えびすこが強い」…

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大関とりの関脇若隆景(30=荒汐)が、今場所初白星を挙げて1勝1敗とした。前頭王鵬に、鋭い立ち合いから右を差すと、振りほどこうと繰り出した相手の小手投げに乗じ、左も差して盤石のもろ差し。わずか3秒2で難敵を寄り切った。 前日14日の初日…

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