今、世界中でミツバチが急速に姿を消しています。このミツバチの受粉活動がなくなると、私たちが毎日食べている果物や野菜が実らなくなります。草も木も虫も鳥も動物も微生物も、そして人間も、地球上の全ての生物は『命の連鎖』の恵みの中で生きています。数え切れないほどの生物種が、それぞれの環境に応じた相互の関係を築きながら多様な生態系を形成し、地球環境と私たちの営みを支えています。自然が創り出したこの多様な生物の世界を総称して『生物多様性』といいます。人間は、地球生態系の一員として他の生物との共存を求められているにもかかわらず、一方的に地球環境や生態系に影響を与え、生物に絶滅の危機を引き起こしているのです。
「COP10(第10回生物多様性条約締約国会議-Conference of the Parties)」が名古屋で開催されます。この条約では、地球上の多様な生物をその生息環境とともに保全すること、生物資源を持続可能であるように利用すること、遺伝資源の利用から生ずる利益を公正かつ衡平に配分することを目的とし、193の国と地域が締結しています。各国政府関係者・国連関係者・NGOなど約8,000名が参加、 日本政府は議長国として協力、生物多様性と経済・産業の関わりなどについて、様々な国際的な取り組みが議論されます。 ■特集「生物多様性」 WWFジャパン ■生物多様性特集 環境goo ■生物多様性センター 環境省自然環境局 ■COP10おりがみプロジェクト 10年後の未来を描こう ■全国自然いきものめぐりスタンプラリー ■Convention on Biological Diversity ■IUCNレッドリスト IUCN日本委員会 ■日高 敏隆/生物多様性はなぜ大切か? ローワン・ジェイコブセン/ハチはなぜ大量死したのか Amazon本 ■D-web/環境危機時計とは? スズメバチにご注意! もしも熊に出会ったら!?
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