上野の森美術館で9月19日より『聖地チベット-ポタラ宮と天空の至宝-展』(公式サイトはこちら)が開催されます。わが国初公開となるチベット自治区および河北省承徳にある世界文化遺産に登録された宮殿、寺院や博物館などから名品多数が展示されます。平均標高4000mを越える厳しい自然の中での人々の生活には、信仰と祈りが深く結びつき、仏教は独特な表現をもった密教として浸透してきました。タンカと呼ばれる掛軸形式の仏画は、色とりどりの布で表具され、信者・僧侶の観相や礼拝、堂内の荘厳と供養などに用いられます。表現される尊格も多様で、仏・如来、菩薩、祖師、守護尊(イダム)、護法尊、忿怒尊、女尊、羅漢などがあります。 迷える大衆を仏の道に引き戻すため恐ろしい顔つきを見せる仏や女性の仏、慈悲と智慧の合一を示す抱擁する仏など、日本に伝わった密教とは全く異なる、チベット密教美術の世界をお楽しみください。 ■聖地チベット展 みどころ 上野の森美術館 ■聖地チベット展 展覧会情報 芸術広場 ■美術館へ行くなら「メトロ&ぐるっとパス」 レッツエンジョイ東京 ■チベット密教の本―死と再生を司る秘密の教え ダライ・ラマ自伝(文春文庫) 地球の歩き方 チベット 2008〜2009 ヒマラヤを越える子供たち Escape over the Himalayas [DVD] Amazon -----
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