旭硝子財団が、世界各国の環境問題に携わる有識者を対象に1992年から実施している「地球環境問題と人類の存続に関するアンケート」の結果、回答者が抱く『危機感』を時計の針で表した、2008年度の『環境危機時計』は、昨年より2分進んで『9時33分』となり、1992年の調査開始(この年は7時49分でした)以来もっとも針が進んだ、危機意識の高い結果となりました。3年連続で過去最悪を更新しています。地域別に見ると、北米、アフリカ、西欧、日本などで不安が強く、中東、アジアでは危機意識が低い傾向となっています。 地球温暖化は世界各地での異常気象、集中豪雨や大洪水、干ばつ・砂漠化など深刻な被害をもたらしているとされています。急速に進みつつある温暖化の影響は、北極の氷やヒマラヤの氷河を融かし、動植物の生態系を破壊し、小麦をはじめとして農作物の収穫にも顕著に現れ、すでに様々な食糧品の価格高騰にもつながっています。人類の滅亡の時を12時とするとあと2時間27分しかありません。人間はいったい、何時になったら目が覚めるのでしょう。 ■「環境危機時計」9時33分に、危機感は3年連続で最悪を更新 nikkei BP net ■地球環境 asahi.com ニュース特集 ■地球異変余録 どらく ■環境goo ■D-web/バイオガソリンって何?〜温室効果ガス削減のために -----
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