京都議定書の発効を受けて、とうもろこしやさとうきびを主な原料とする植物生まれの燃料(バイオエタノール)をブレンドした、環境にやさしいバイオガソリン(バイオETBE配合)の販売が日本でも始まりました。バイオ燃料は二酸化炭素を吸って成長する植物を原料とするため、『カーボンニュートラル』という考え方から、温室効果ガス排出量として計上されないからです。2007年度は首都圏50カ所の給油所で販売を開始、2010年度には全国展開、本格導入されるそうです。しかし一方で、途上国の食糧問題や、農地価格の高騰、さらには飼料の高騰による食肉の価格上昇など、とうもろこしをめぐるさまざまな問題点もうかびあがってきています。私達はあらゆる視点から地球環境への負荷を抑制しつつ、バイオマス(生物資源)の利用拡大を考えていかなくてはなりません。 ■バイオガソリンについて 石油連盟 ■バイオガソリンの増産、食料問題の引き金になる可能性も ニュース特集 地球環境 asahi.com ■車の燃料にバイオエタノール 読売新聞 ■チャレンジ25キャンペーン 温暖化防止のための国民運動 ■大聖泰弘/図解バイオエタノール最前線 ■奥 彬/バイオマス―誤解と希望 ■原後雄太/バイオマス産業社会―「生物資源」利用の基礎知識 -----
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