受験シーズン真っ盛りです。大学生・受験生を持つ親にとっては頭の痛い教育費。受験料から入学金・授業料まで含めて、大学４年間にかかる費用は、国公立大の場合で、平均518.4万円、私立文系の場合だと、670.7万円、私立理系だと828.0万円だそうです。医・歯系となると初年度納付金だけで約1,000万円と高額になります。さらに生活費、自宅通学の大学生の場合は年額39万3000円、自宅外通学の場合年額111万6900円が加わります。学費は上昇傾向にあるのに対して、親の平均年収は年々下降線をたどり、家庭からの仕送りは目減りする一方で、奨学金の受給額はこの10年で２倍に増えているそうです。また下宿生にとってアルバイトは必須で、かつては趣味や娯楽のためにしていたアルバイトも、生活資金を得る目的へと変化してきています。もはや奨学金とアルバイトなしでは学生生活もやっていけないようです。
　入学時または入学後の成績によって、学費減免制度や特待生制度のある大学も増えています。
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