1986年4月、世界の原発史上最悪の事故となった旧ソ連のチェルノブイリ原子力発電所事故から、今年で20年がたちます。大量の放射能の放出は10日間も続き、半径30キロ圏内の住民11万6千人が強制避難、3百キロも離れたところにも高汚染地域が点在し、約40万人もの人々が住み慣れた村を離れ、500近い町や村が消えてしまいました。しかし豊かな土壌のウクライナ・ベラルーシには、危険な汚染地域と知りつつも、生まれ育った土地を捨てることができず、牛を飼い、チーズを作り、畑を耕してじゃがいもを作り、輝くいのちを大地で燃やし続けている人々がいます。事故を知らない少女ナージャの住むドゥヂチ村もそんな村のひとつです(映画『ナージャの村』)。ナジェージダ(ナージャ)とは『希望』という意味なのだそうです。 目に見えない放射能汚染は豊かな国土を覆い、そして今もなお広い地域で、甲状腺ガンや白血病に苦しむ幼い子供達が増え続けています。
■ナージャの村 本橋成一 ■映画『アレクセイと泉』 ■ナージャ 希望の村 ■アレクセイと泉 DVD ■ポレポレタイムス ■八ヶ岳山麓日記 鎌田實公式ブログ ■日本チェルノブイリ連帯基金(JCF) -----
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