京阪電鉄が経営する遊園地「ひらかたパーク」(大阪府枚方市)で明治43年から続いてきた菊人形展『ひらかた大菊人形』は、制作者の高齢化と後継者不足のために、今年限りで96年間94回(大平洋戦争で途中2年間中断)の歴史の幕を閉じることとなった。日本の伝統芸能である歌舞伎や能の要素も取り入れられた菊人形展は、毎年NHKの大河ドラマをテーマに絢爛豪華な絵巻を繰り広げ、楽しみに訪れる観光客も多かったが、近年では来場者数が減少してきている。菊人形の制作は秋季に限られるので、菊師や人形菊(菊人形用に品種改良された茎が長くしなやかな菊)の栽培者はそれだけで生計を維持することが難しく、専門職としての後継者が育たなかったことが最大の理由なのだそうだ。明治43年以来歴史を刻んだ94回目の今年、ひらパー名物『大菊人形』は『義経』でついにフィナーレを迎える。12月4日まで開催(期間中無休)。 ■特集ひらかた大菊人形 京阪電鉄沿線情報 ■100年近く続いた菊人形とは? exciteニュース ■今年で最後「大菊人形」 枚方市フォトニュース ■ひらかた大菊人形 壁紙写真1 壁紙写真2
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