このところスズメバチの被害が増えています。女王蜂が巣作りをする春先に雨が少ない年はスズメバチの繁殖の好条件となり、巣の数も多く巨大化するのだそうです。夏から秋にかけてのこの季節は蜂の活動が最も活発になり、しかも近年はエサとなるゴミが大量にある都市部に巣を作る傾向があり、蜂の住環境に変化が起こっているそうです。捨てられた空缶に付着したジュースの残りなどが樹液のかわりにエサとなります。 刺されないための対策は、まず巣に近づかないこと。黒いもの、動くものに向かってくる性質があるので、行楽地や山へ行く時は白い帽子や白い服を身に付け、スズメバチに遭遇したらゆっくり後ずさりするように逃げること。あわてて手で払ったり走って逃げたりすると襲ってくるばかりでなく、興奮して毒液をだしてさらに仲間を呼んで追いかけてくるので、くれぐれも刺激しないように。中でもオオスズメバチ・キイロスズメバチは攻撃性が強いので特に注意が必要です。手に負えない巣の駆除は市町村の担当課か保健所、または業者等、専門家に相談しましょう。くわしくはこちら。 ■アナフィラキシーショック(アレルギー性ショック死) 刺されたときの対処法 ハチの巣の駆除道具 都市のスズメバチ ■ペットボトルでスズメバチ退治 YouTube ■D-web/もしも熊に出会ったら!? 生物多様性とは?
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