D-WEBトップニューススポーツ芸能2024年カレンダーベストセラー料理レシピ百科ログファイル一覧

夢のインターネット (2004/10/6)



日本のインターネット黎明期は、学術機関を結んだネットワークだった。大半のメールアドレスは、理系大学AC.JPドメイン。情報交換は、ブラウザではなくNetNews。国別に各種カテゴリがつくられ、NetNewsでの発言には礼儀と秩序があった。
課金制プロバイダの登場で、インターネットは急成長する。インターネット=ウェブサイト(何故かホームページと呼ばれた)と認識され、「○○○のホームページ」いうような個人サイトが流行し、アダルトサイトの登場でプロバイダへの加入も激増する。誰もが睡眠不足になり、プロバイダとNTTの請求に目を丸くした。
そして今、常時接続環境や携帯電話の普及でバーチャル世界が現実世界と結ばれた。時間を気にせずにあらゆる情報が取り出せ、ウェブサイトのブラウジング以外にも、テレビ会議やRSSリーダー、P2Pを利用したコミュニケーション、ライブカメラやストリーミングといったアプリケーションが注目を浴び始めている。汎用型ネットワークへの回帰である。
各家庭、各個人につながる夢のネットワーク。本当のインターネットが姿を見せはじめた。
-----

 一言ログファイル 関連記事


スポンサードリンク



話題の一冊

樹木 希林 (著) /樹木希林 120の遺言 ~死ぬときぐらい好きにさせてよ (上製本)

「楽しむのではなくて、面白がることよ。 面白がらなきゃ、やっていけないもの、この世の中」 女優の樹木希林さんが2018年9月15日に他界されました。 本書は樹木さんが生前に遺した120の言葉を掲載しています。 老い、孤独、病い、仕事、家族、夫婦関係……誰もが人生で直面する 「壁」をどう乗り越えればいいのか――。 きっと樹木さんの言葉がヒントになるはずです。





Copyright © 2024 D-web Portal. All Rights Reserved.

当サイトへのリンクは自由です。 D-web ポータル