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十五夜(中秋の名月)
旧暦の8月15日を「十五夜」「中秋の名月」という。「秋の真ん中に出る満月」の意味で、旧暦では7〜9月を秋としていたことから、8月15日が秋のちょうど真ん中とされた。欠けるところのない満月は豊穣の象徴でもあった。「十五夜」にはこれから始まる収穫期を前に、豊穣を祈り収穫を感謝する初穂祭としての意味あいがあり、芋をお供えしたことから「芋の名月」とも呼ばれる。また、中秋の名月に「月見」をしたなら、1ヶ月後の豆・栗名月の「十三夜」(旧暦の9月13日)にも月見をしないと、「片見月」は縁起が悪いと嫌われていた。
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世界の法の日
1965(昭和40)年、9月13日から20日までワシントンで開催された「法による世界平和第2回世界会議」で、9月13日を「世界法の日」とすることが宣言された。1961(昭和36)年、東京で開催された「法による世界平和に関するアジア会議」で「世界法の日」の制定が提唱され、2年後の1963(昭和38)年アテネで開かれた「法による世界平和第1回世界会議」で可決され、第2回世界会議で宣言されたものである。この日とは別に、日本では1960(昭和35)年から10月1日を「法の日」としている。
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司法保護記念日
司法保護事業団が1933(昭和8)年に、「司法保護デー」として制定。1952(昭和27)年、「少年保護デー」とともに「更生保護記念日」に統合された。犯罪の予防と犯罪者の更正を見守る司法保護司や保護機関の働きを広く知ってもらう日。
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白雄忌
俳諧師・加舎白雄の1791(寛政3)年の忌日。
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