●
入梅(にゅうばい)
入梅(にゅうばい)は雑節のひとつ。毎年6月11日ころ。地方によっては梅雨の季節を通して「入梅」という。梅雨入りの時期は農家にとっては田植えの日を決める大事な時期であったためその目安とされた。現在は、気象庁が、観測と予報にもとづいて梅雨入りを発表する。「入梅」は気象現象の梅雨とは関係のない日となっている。
●
国立銀行設立の日
1873(明治6)年、日本初の銀行、第一国立銀行(後の第一勧業銀行、現在のみずほ銀行)が設立された。その後の5年間に153もの国立銀行が発足した。「国立」という名前がついているが、これはアメリカのNational Bankを直訳したもので、実際には民間の銀行だった。国立銀行はすべて第○国立銀行のような名前になっていて、ナンバー銀行と呼ばれた。第四銀行、七十七銀行等、現在もそのままの名称を使っている銀行が残っている。
●
雨漏りの点検の日
全国雨漏検査協会が1997(平成9)年4月に制定。本格的な梅雨のシーズンを前に、建物の雨漏りの点検をする日。
-----