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法の日
最高裁判所、検察庁、日本弁護士連合会(日弁連)の進言により法務省が1960(昭和35)年に制定。1928(昭和3)年、陪審法が施行された。
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印章の日、ハンコの日
全日本印章業組合連合会が制定。1873(明治6)年、太政官布告によって公式の書類には実印を押すように定められた。
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土地の日
国土庁(現在の国土交通省)が1997(平成9)年に制定。「十」と「一」を組み合わせると「土」の字になることから。
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コーヒーの日
全日本コーヒー協会が1983(昭和58)年に制定。国際コーヒー協会が定めた「コーヒー年度」の始りの日。コーヒー豆の収穫が終り、新たにコーヒー作りが始る時期である。
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日本酒の日
全国酒造組合中央会が1978(昭和53)年に、若者の日本酒離れを食い止める為に制定。新米で酒造りを始めるのが10月で、酒壺を表す「酉」の字は十二支の10番目、さらに「酒造年度」が10月1日から始ることから、何かと酒に関係の深いこの日を、清酒をPRする「日本酒の日」とした。
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ネクタイの日
日本ネクタイ組合連合会が1971(昭和46)年に制定。1884(明治18)年、小山梅吉が日本で初めてネクタイの製造を始めた。
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メガネの日
日本眼鏡関連団体協議会が1997(平成9)年に制定。1をメガネのつる、0をレンズとみなすとメガネの形になることから。
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香水の日
香水と化粧品の専門店・セフォラ・エーエーピー・ジャパンが2000(平成12)年に制定。フランスでは新しい香水の発売日が毎年10月1日ごろであることから。
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デザインの日
通商産業省(現在の経済産業省)等が1990(平成2)年に制定。1959(昭和34)年、デザイン奨励審議会が設置された。デザインに対する理解を深める日。
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国際音楽の日
バイオリン奏者のユーディ・メニューインが、国際紛争が絶えないことを憂いて提唱。1977(昭和52)年にチェコで開催された国際音楽評議会(IMC)総会において、その翌年から10月1日を「国際音楽の日」として、国際的連帯のもとに音楽の記念行事を催すことが決定された。日本では、1994(平成6)年11月に「音楽文化の振興のための学習環境の整備等に関する法律」が公布・施行されて、その中で10月1日を「国際音楽の日」とすることが定められ、翌年から実施された。国民の間に広く音楽についての関心と理解を深め、積極的に音楽学習を行う意慾を高揚するとともに、ユネスコ憲章の精神にのっとり音楽を通じた国際相互理解の促進に資する活動を行う日。
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赤い羽根の日
赤い羽根共同募金運動開始の日。
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国際高齢者の日(International Day of Older Persons)
1990(平成2)年の国連総会で制定。国際デーの一つ。
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福祉用具の日
社団法人シルバーサービス振興会・新エネルギー・産業技術総合開発機構・全国福祉用具製造事業者協議会・財団法人テクノエイド協会・日本健康福祉用具協会・社団法人日本福祉用具供給協会で構成する「福祉用具の日」創設連絡会が2001(平成13)年11月に制定。1993(平成5)年、「福祉用具法」が施行された。
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浄化槽の日
厚生省(現在の厚生労働省)・環境庁(現在の環境省)・建設省(現在の国土交通省)が1987(昭和62)年に制定。1985(昭和60)年、「浄化槽法」が全面施行された。浄化槽の普及促進及び「浄化槽法」の周知徹底を通じて、生活水準の向上、生活環境の保全及び公衆衛生の向上を図るとともに公共用水域の水質保全に資することを目的としている。
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都民の日
東京都が1952(昭和27)年に制定。1898(明治31)年、それまで明治政府の全面的指導下の特別市だったものが、自治権を持つ一般の市になり、東京市の参事委員の互選によって市長が選ばれ、市役所が設置された。
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衣替え、衣更え、更衣
気候に合わせて、衣服を冬服に替える日。平安時代から始った習慣で、当時は中国の風習にならって4月1日および10月1日に夏服と冬服を着替えると定め、これを「更衣」と言った。しかし、天皇の着替えの役目を持つ女官の職名も更衣といい、後に天皇の寝所に奉仕する女官で女御に次ぐ者を指すようになったので、民間では更衣とは言わず「衣替え」と言うようになった。江戸時代ごろから、衣替えは6月1日と10月1日に行うようになり、明治以降の官庁・企業等もそれに従った。
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