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土用の丑の日
夏の土用の丑の日には、鰻を食べる習慣がある。江戸時代、平賀源内が鰻屋のために、土用の丑の日に「鰻を食べれば長寿、延命になる」として、宣伝したところ大変繁盛して、夏の土用丑の日に鰻を食べる習慣ができたという。また、万葉集には「石麻呂(いしまろ)に我(わ)れ物申(ものまう)す夏痩(なつや)せによしといふものぞ鰻(むなぎ)捕(と)り喫(め)せ」という大伴家持の歌がある。
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最高気温記念日
1933(昭和8)年、山形市で日本の最高気温40.8℃が記録された。
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夏氷の日
日本かき氷協会が制定。夏氷とはかき氷のこと。「な(7)つ(2)ご(5)おり」の語呂合せと、この日に日本の最高気温が記録されたことから。
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体外受精の日
1978(昭和53)年、イギリス・マンチェスターの北東のオールダム総合病院で世界初の体外受精児(試験管ベビー)が誕生した。
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味の素の日
1908(明治41)年、化学者で東京帝国理科大学(現在の東京大学理学部)教授の池田菊苗博士が、「グルタミン酸塩を主成分とせる調味料製造法」の特許を取得した。博士は、昆布の「うま味」成分の研究により、「うま味」の主成分がアミノ酸の一種であるグルタミン酸であることをつきとめ、その製造法の特許をとった。この発明は翌年に鈴木製薬所(現在の味の素株式会社)により工業化され、新調味料は「味の素」と名附けられた。
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不死男忌
俳人・秋元不死男の1977(昭和52)年の忌日。
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