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雨水(うすい)
雨水(うすい)は二十四節気のひとつ。毎年2月19日ごろ。また、この日から啓蟄までの期間も雨水という。空からは雪から雨に降るものが変わり、地上に積もった雪や氷も溶け始めるころ。『暦便覧』には「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」とある。春一番が吹き、ウグイスの声が聞こえ始める地域もある。昔から農業耕作の準備を始める目安とされている。
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嫌煙運動の日
1978(昭和53)年、東京・四谷で「嫌煙権確立をめざす人々の会」が設立された。既に札幌市に「非喫煙者を守る会」があったが、「日照権」をヒントにして作られた「嫌煙権」という新語のアピールによって嫌煙運動が全国に広まった。
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エアメールの日
1911(明治44)年、飛行機によって初めて郵便物が運ばれた。インドのアラハバードで開かれていた博覧会会場から、8km離れたナイニジャンクション駅まで、6000通の手紙が飛行機で運ばれた。博覧会のアトラクションとして行われたもので、ナイニジャンクション駅からは普通に列車で運ばれた。
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冥王星の日
1930(昭和5)年、アメリカ・ローウェル天文台のクライド・トンボーが、1月23日と1月29日に撮影した写真との比較研究から、太陽系第9惑星・冥王星を発見した。内側の天王星の運行の乱れからもう1つの惑星、即ち太陽系の一番外側の惑星の存在は予言されていたが、予想を遥かに下回る15等星という暗さのため、発見が遅くなった。その暗さから、ギリシア神話の冥府の神に因みplutoと名附けられた。
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