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大寒(だいかん)
大寒(だいかん)は二十四節気のひとつ。毎年1月20日ごろ。また、この日から立春までの期間も大寒という。このころ一年で寒さが最も厳しくなる。『暦便覧』には、「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」と説明している。このころ寒稽古(かんげいこ)が行われる。寒稽古は、寒(かん)の時期に、武道や芸事の修練をし、技術の向上や精神の鍛錬を目的にしている。かつては最も寒気の厳しい夜明け前後に行われていたが、暦の上での大寒の前後に行われる稽古をいうようになった。武道の寒稽古では、神道・修験道・仏教の寒行で行なう海・川などの水に入ったり滝に打たれるなどの修練を行うことも多い。
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玉の輿の日
1905(明治38)年、アメリカの金融財閥モルガン商会の創立者の甥、ジョージ・モルガンが祇園の芸妓・お雪を見初め、結婚した。お雪は「日本のシンデレラ」と呼ばれた。
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二十日正月
正月の最後の日として納めの行事を行う。正月に食べた魚の骨や頭までも食べ尽くすことから、骨正月・頭正月と呼ぶ地方もある。
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アメリカ大統領就任式
アメリカ合衆国憲法修正20条で、大統領の任期は1月20日の正午に終了することとされており、その瞬間から次の大統領の任期が始る。
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乙字忌
俳人・大須賀乙字の1920(大正20)年の忌日。新傾向俳句運動のロ火を切ったが、後に伝統を尊重する側に変った。
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暁臺忌
俳人・加藤暁臺の1792(寛政4)年の忌日。
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義仲忌
源義仲(木曾義仲)の1184(元暦元)年の忌日。兄・頼朝の命を受けた範頼・義經の軍と近江・粟津原で戦い、敗死した。
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