●
十五夜(中秋の名月)
旧暦の8月15日を「十五夜」「中秋の名月」という。「秋の真ん中に出る満月」の意味で、旧暦では7〜9月を秋としていたことから、8月15日が秋のちょうど真ん中とされた。欠けるところのない満月は豊穣の象徴でもあった。「十五夜」にはこれから始まる収穫期を前に、豊穣を祈り収穫を感謝する初穂祭としての意味あいがあり、芋をお供えしたことから「芋の名月」とも呼ばれる。また、中秋の名月に「月見」をしたなら、1ヶ月後の豆・栗名月の「十三夜」(旧暦の9月13日)にも月見をしないと、「片見月」は縁起が悪いと嫌われていた。
●
老人の日
2002(平成14)年1月1日改正の「老人福祉法」によって制定。2003(平成15)年から「祝日法」の改正によって「敬老の日」が9月第3月曜日となるのに伴い、従前の敬老の日を記念日として残す為に制定。国民の間に広く老人の福祉についての関心と理解を深めるとともに、老人に対し自らの生活の向上に努める意欲を促す。
●
ひじきの日
昔からひじきを食べると長生きをすると言われている。
●
シルバーシート記念日
1973(昭和48)年、東京・中央線の電車に初めて老人・身体障害者の優先席「シルバーシート」が設置された。(1997年に「優先席」に改称)
●
スカウトの日
1974(昭和49)年に5月5日を含む日を「スカウト週間」として制定。1990(平成2)年に「スカウト奉仕の日」に改称して9月15日に変更し、翌1991年に「スカウトの日」に再度改称した。奉仕活動を通じて地域社会へ貢献するとともに、ボーイスカウトの活動が地域社会に根ざした実践活動であることを広く社会にアピールする日。ボーイスカウトではこの日から新しい年度が始る。
-----