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体育の日
1964(昭和39)年10月10日に東京オリンピックの開会式が行われたことを記念して、1966(昭和41)年から「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」ことを趣旨とした祝日になった。1999(平成11)年までは10月10日だったが、祝日法の改正により、2000(平成12)年から10月の第2月曜日に変更された。東京オリンピックが10月10日という夏季オリンピックとしては異例の遅い月日に開催されたのは、東京地方が秋雨前線の去った後の「晴の特異日」とされていたため。実際この日が「体育の日」となった1966年から1999年までの34年間に東京地方で1ミリ以上の雨が降ったのはわずか5回。
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大陸発見記念日、新大陸発見の日 (アメリカ大陸各国)
1492年、コロンブスが新大陸アメリカを発見した。スペイン女王イサベルの援助を得てサンタマリア号を含む3隻の艦隊は西へ向かい、バハマ諸島のサンサルバドル島、その後キューバに到達した。コロンブス・デー、ディスカバリー・デーとも。
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芭蕉忌、時雨忌、桃青忌、翁忌
松尾芭蕉(1644(寛永21)年〜1694(元禄7)年)。江戸時代前期の俳諧師。俳諧師・松尾芭蕉の1694(元禄7)年の忌日。時雨の句をよく詠み、10月の別称が「時雨月」であることから「時雨忌」と呼ばれる。『奥の細道』などの紀行文・俳諧を残し終生旅程にあった。辞世の句は「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」。
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