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土用の丑の日
夏の土用の丑の日には、鰻を食べる習慣がある。江戸時代、平賀源内が鰻屋のために、土用の丑の日に「鰻を食べれば長寿、延命になる」として、宣伝したところ大変繁盛して、夏の土用丑の日に鰻を食べる習慣ができたという。また、万葉集には「石麻呂(いしまろ)に我(わ)れ物申(ものまう)す夏痩(なつや)せによしといふものぞ鰻(むなぎ)捕(と)り喫(め)せ」という大伴家持の歌がある。
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劇画の日
1964(昭和39)年、青林堂が劇画雑誌『ガロ』を創刊した。白土三平の『カムイ伝』を始め、水木しげる、つげ義春等が登場し、大人向けの劇画ブームの拠点になった。
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河童忌、我鬼忌、龍之介忌
1927(昭和2)年、小説家の芥川龍之介が多量の睡眠薬を飲んで自殺した。代表作の『河童』から、「河童忌」とされた。夏目漱石の門下で、『鼻』『芋粥』で注目され、『羅生門』『地獄変』『歯車』『或阿呆の一生』などの作品を残した。
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