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彼岸(ひがん)・秋彼岸・彼岸の入り
彼岸(ひがん)は雑節のひとつ。秋彼岸は秋分を中間に、前後各3日を合わせた7日間をいう。また、この間に行われる仏事・法要(彼岸会)をいう。彼岸はサンスクリット語の「paramita」の漢語訳「到彼岸」の略。「彼岸」は煩悩から脱した悟りの境地をさす言葉で、浄土思想では極楽浄土を西方の彼方にあると考えた。秋分には太陽が真西に沈むため、西方にある太陽を礼拝し極楽浄土(西方浄土)に思いをはせ、そこに生まれ変わることを願った。また、昼夜の長さが等しいことから、仏教の説く「中道」の教えにもかなうとされた。日本では先祖供養、墓参などの仏事・法要へ変化し、社会的な風習として根付いているが彼岸は日本特有のもの。彼岸の供物である「ぼたもち」「おはぎ」は同じもので、秋彼岸のころにみられる萩に由来するとされている。
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苗字の日
1870(明治3)年、戸籍整理のため、太政官布告により平民も苗字を持つことが許された。しかし、なかなか苗字を持とうとしなかったため、1875(明治8)年2月13日に、全ての国民が姓を名乗ることが義務づけられた。
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子規忌、糸瓜忌、獺祭忌
俳人・歌人の正岡子規の1902(明治35)年の忌日。辞世の句に糸瓜を詠んだことから糸瓜忌、獺祭書屋主人という別号を使っていたので獺祭忌とも呼ばれる。
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