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土用(どよう)・秋土用
土用(どよう)は雑節のひとつ。中国の春秋戦国時代に生まれた五行思想に基づく季節の分類で、それぞれの季節が終る約18日間のこと。五行思想では、全ての事柄を木・火・土・金・水に分類して世界を把握しようとする。そのうち季節は、春に木、夏に火、秋に金、冬に水をあてた。残った土はそれぞれの季節の変わり目にあてている。この土の時期を「土用」という。一般には夏の土用をいうことが多い。土用の期間は土の気が盛んになる時期のため、土を犯す行為はしてはならない禁忌がある。例えば地面に穴を掘るような土を動かすことが忌まれた。秋土用は立冬の前日まで。
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十三夜(栗名月)
旧暦の9月13日を「十三夜」といい、「十五夜」と同様に月見をする風習がある。十五夜に月見をしたなら、1ヶ月後の豆・栗名月の「十三夜」にも月見をしないと、「片見月」は縁起が悪いと嫌われていた。
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新聞広告の日
日本新聞協会が1974(昭和49)年に制定。「新聞週間」の中で覚えやすい20日を記念日とした。
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リサイクルの日
日本リサイクルネットワーク会議が1990(平成2)年に制定。「ひとまわり(10)、ふたまわり(20)」の語呂合せ。この記念日が発展して、通商産業省(現在の経済産業省)ほか8省庁が10月を「リサイクル推進月間」とした。
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頭髪の日
日本毛髪科学協会が制定。「とう(10)はつ(20)」の語呂合せ。
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ソフト化の日
ソフト化経済センターが1989(平成元)年に制定。「ソ(十)フ(2)ト(十)」の語呂合せ。
柔らかな発想で、これまでと違ったことをやってみるという「ソフト化」を広く呼びかける日。
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