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十五夜(中秋の名月)
旧暦の8月15日を「十五夜」「中秋の名月」という。「秋の真ん中に出る満月」の意味で、旧暦では7〜9月を秋としていたことから、8月15日が秋のちょうど真ん中とされた。欠けるところのない満月は豊穣の象徴でもあった。「十五夜」にはこれから始まる収穫期を前に、豊穣を祈り収穫を感謝する初穂祭としての意味あいがあり、芋をお供えしたことから「芋の名月」とも呼ばれる。また、中秋の名月に「月見」をしたなら、1ヶ月後の豆・栗名月の「十三夜」(旧暦の9月13日)にも月見をしないと、「片見月」は縁起が悪いと嫌われていた。
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登山の日、山の日
日本アルパイン・ガイド協会の重野太肚二氏が発案し、同協会が1992(平成4)年に制定。「と(10)ざん(3)」の語呂合せ。
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ドイツ統一
1990(平成2)年、東西ドイツが45年ぶりに統一され、ドイツ連邦共和国が誕生した。ベルリンの壁が崩壊してから11カ月後のこと。
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蛇笏忌、山廬忌
俳人・飯田蛇笏の1962(昭和37)年の忌日。
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