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入梅
雑節の一つ。入梅は「梅雨入り」の漢語的表現であるが、梅雨の時季全体を呼ぶこともある。かつては芒種の後の最初の壬の日を梅雨入りの日として、田植えの日取りを決める重要な暦日であった。現在では、気象庁の本庁や管区気象台が観測・予報に基づいて梅雨入りを発表し、「入梅」は実際の気象現象とは関係のない日となっている。
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国立銀行設立の日
1873(明治6)年、日本初の銀行、第一国立銀行(後の第一勧業銀行、現在のみずほ銀行)が設立された。その後の5年間に153もの国立銀行が発足した。「国立」という名前がついているが、これはアメリカのNational Bankを直訳したもので、実際には民間の銀行だった。国立銀行はすべて第○国立銀行のような名前になっていて、ナンバー銀行と呼ばれた。第四銀行、七十七銀行等、現在もそのままの名称を使っている銀行が残っている。
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雨漏りの点検の日
全国雨漏検査協会が1997(平成9)年4月に制定。本格的な梅雨のシーズンを前に、建物の雨漏りの点検をする日。
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