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節分
節分は「季節を分ける」と言う意味で、四季の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。特に立春の前日(2月3日ごろ)を言うことが多い。節分に鬼を追い払うのは季節の変わり目には邪気が生じると考えられたため。炒った大豆をまき、邪気を払い、無病息災を願う。平安時代ころの宮中で行われていた中国から渡来した悪鬼厄神払いの行事と、寺社の豆打ちの儀式が融合したもの。
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大岡越前の日
1717(享保2)年、大岡越前守忠相が南町奉行に就任した。「大岡裁き」と呼ばれる名裁判で有名であるが、19年間の在任中の裁判は3回だけで、そのうち忠相が執り行ったのは1回だけだった。8代将軍吉宗の信頼が厚く、享保の改革に協力した。
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光悦忌
書家・工芸家の本阿彌光悦の1637(寛永14)年の忌日。
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