対戦2回り目に入った阪神だが、突然の雷には勝てなかった。今シーズン初の甲子園での“伝統の一戦”は降雨コールドで引き分けに終わった。 ◇ ◇ ◇ 山田久志(日刊スポーツ評論家) 正直いって、開幕からここまで、中日、巨人が上にいくな…
甲子園
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コイの米国帰りが存在感を示した。広島秋山翔吾外野手(36)が今季初の1番起用に2安打含む4出塁で、今季最多となる15安打11得点の打線をけん引した。打撃不振の中、慣れ親しんだ打順で持ち味を発揮。今季初盗塁まで記録し、連敗ストップに大きく…
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阪神は今季初の甲子園での伝統の一戦を引き分けた。14日の中日戦は全打順を入れ替えたが、この日は1番近本、4番大山など従来型のオーダーに回帰。1点を追う7回に糸原の犠飛で追いついたが、8試合連続2点以下と貧打は解消されていない。 ◇…
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広島がともに今季最多15安打11得点を奪い、連敗を止めた。1回から3点を先制すると、3回には打者一巡で5得点。1番起用された秋山が2安打含む4出塁で打線をけん引し、試合終盤は途中出場の若手も結果を残した。好投しながら勝ち星を得られなかっ…
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阪神岩崎優投手が「不敗神話」を継続させた。 同点の8回から2番手で登板。2死から連打を浴びピンチを招いたが、坂本の頭上に飛んだ強めのゴロをジャンプして捕球し、難を逃れた。「よかったです。また明日(頑張ります)」。左腕が登板した巨人戦は1…
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阪神坂本誠志郎捕手が二盗阻止でチームを救った。1−1の8回無死一塁で一走の佐々木がスタートを切ったが、ストライク送球で二塁タッチアウトに仕留めた。「準備ができていたからよかったと思います」とうなずいた。 先発村上の7回1失点を好リードで…
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阪神ハビアー・ゲラ投手が3試合連続無失点で最後を締めた。同点の9回に登板。 1死から岸田に右前打を許し、犠打で得点圏に走者を進められたが、2死二塁から代打丸を中飛に仕留めた。甲子園では初となる伝統の一戦での登板で「独特の雰囲気というか、…
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ヤクルトが逆転負けを喫し、最下位に転落した。2点リードの8回から4番手で登板した清水昇投手が打者4人に3安打3失点で、1死をとっただけで降板。「そうですね、先頭を出してしまったの、甘かったのかなと思うので。次は修正していきたいと思います…
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DeNA宮崎敏郎内野手(35)が、今季初アーチを放った。 3点を追いかける2回1死、カウント1−1から広島床田の141キロカットボールを左翼席に運んだ。 「塁に出ることを意識して打席に入りましたが、結果ホームランになって良かったです」 …
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日本ハム山崎福也投手(31)が本拠地エスコンフィールドでの初勝利を挙げた。ソフトバンク戦に先発し、7回5安打1失点で今季2勝目。伏見寅威捕手との「さちとらバッテリー」で地元ファンを沸かせた。チームは勝率5割に復帰。3位に浮上した。 …
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背中の張りで3試合連続欠場となった日本ハム松本剛が、17日にも試合復帰する可能性が出てきた。 試合がなかった15日にエスコンフィールド内で約80球の打ち込みで状態を確認して「(違和感は)ゼロではない感じだった」と話すが、この日は試合前の…
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阪神先発の村上頌樹投手(25)が、7回1失点の奮闘でドローに貢献した。 「なかなか相手がいい投手なので、点をとれないのは分かっていた。自分が粘って勝ちに近づけるようにと投げました」 3回、投手の山崎伊に痛恨の先制適時打を浴びた。だがその…
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2試合ぶりにスタメン出場した阪神シェルドン・ノイジー外野手が7回の第3打席で、同点口火との左前安打を放った。 山崎伊の137キロをしっかりとらえた。1打席目は遊ゴロで4回1死一、二塁の2打席目は右前に落ちそうな二飛。二走の森下が塁に戻れ…
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日本ハム16年目の中島卓也内野手(33)が今季初盗塁を決めた。 7回に代走で出場。相手投手は20年まで同僚だった有原で「いろいろ分かっていたんで。ああいうのは有原も嫌だと思う」と、続く水野の2球目で二盗に成功。水野の進塁打で三塁へ進み、…
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阪神4番に戻った大山悠輔内野手は3試合ぶりの安打で応えた。4回先頭森下の右前打に続いて、山崎伊の直球を中前にはじき返した。 惜しくも得点にはつながらなかったが、この試合唯一の連打だった。初回1死一、二塁では中堅後方に大きな飛球を放った。…
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すでに甲子園上空に、雷雲がじわりと忍び寄っていた。7回に飛び出した阪神糸原健斗内野手(31)の一打は大きな意味を持っていた。代打のスペシャリストが黒星を回避した。 0−1のまま終盤戦へ。粘りながら最少失点に抑えてきた先発村上を見殺しには…
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ヒロミナイトは今季も健在だ。 3−3で迎えた延長11回2死一、二塁。ロッテ岡大海外野手が西武増田の直球を捉えて左前へ運んだ。二走の佐藤を本塁に迎え入れ、チームとして今季初のサヨナラ勝ち。 「抜けてくれてよかった。後ろが(7回に)ホームラ…
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負けなかった! 阪神は今季初の甲子園での伝統の一戦を引き分けた。 14日の中日戦は全打順を入れ替えたが、この日は1番近本、4番大山など従来型のオーダーに回帰。1点を追う7回に糸原の犠飛で追いついたが、8試合連続2点以下と貧打は解消されて…
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日本ハムは2点リードの7回1死三塁、伏見寅威捕手が左前適時打で貴重な追加点を挙げた。 ヒーローインタビューでは「さちとらバッテリー」を組む山崎福也投手の隣に立ち「一緒にお立ち台に上がるのがまさかこんな早く来るとはっていう感じですけど、う…
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筒香復帰の朗報が舞い込んだDeNAだったが、今季2度目の3連敗で今季初の借金生活に入った。先発ジャクソンが大乱調で序盤から劣勢を強いられた。1回に3四球と2安打で3失点。来日最短の2回2/3を7安打8失点4四球でKOされた。前回登板の9…
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阪神森下翔太外野手が5試合ぶり今季3度目のマルチ安打と奮闘した。打順が14日の中日戦の7番から3番に戻り、1死一塁から巨人山崎伊の外角低め136キロを捉え、8打席ぶりのヒットとなる左前打をマーク。1点を追う4回先頭では外角直球を逆方向に…
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DeNAドラフト1位の度会隆輝外野手(21)が16日、横浜高校の大先輩の復帰に目を輝かせた。 この日、古巣復帰が正式発表された筒香は高校の先輩で「1度、ごあいさつさせてもらったことがあるくらいで、ちゃんとした面識はないです」と明かした。…
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早稲田キラーの慶応ボーイこと日本ハム郡司裕也捕手(26)が試合を決めた。1点を追う3回1死一、二塁で早大出身のソフトバンク有原からバックスクリーン左へ決勝の逆転2号3ランをたたき込んだ。「わりと完璧だったんすけど、なんか今年は飛ばないと…
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ヤクルトの8回の男・清水昇投手(27)が、リードを守り切れなかった。 2点リードで登板するも、3安打3失点。「先頭を出してしまったので…甘かったのかなと思うので。次は修正していきたいと思います」と今季3敗目を喫した。 高津監督は「こんな…
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昨年、優勝した阪神のMVPは、今試合で先発した村上頌樹だった。それまで1勝もしていなかった右腕が、いきなり10勝を挙げたのだから、チーム救世主だといっていい。その村上が今季は1勝1敗。今季3度目の先発でどういうピッチングを見せるのかを注…
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